最初の離婚をしてからはしばらく恋人は出来ませんでしたが、ダイビングショップ主催の国内の近場のツアーにちょくちょく参加したり、サイパンのツアーに参加したり、それはそれで楽しかったです。
恐らく離婚していなければダイビングを始めようなんて絶対思っていなかったので、新しい世界が広がってとても新鮮でした。
そして、ダイビングツアーには一人で参加する人が多くて昔から習い事などに友達とつるんで来るようなタイプの人が苦手だったわたしは、ツアーごとに偶然出会ういろいろなタイプの人たちと気楽に過ごす時間が好きでした。何度か参加しているうちに友人も出来ました。
それでも水は苦手なままだったんでダイビングに行く前には無事に帰って来れますようにっていつも神様にお願いしてました。
ダイビングにハマるというよりは、苦手をなんとか克服して楽しんでいる自分が好きだったのかも知れません。
そして最初の離婚から2年後に2度目の結婚相手と出逢うことになるのですが、職場の友人がスキューバダイビングきっかけで紹介してくれたのが今回、3年前に別れた夫(以下モトオと呼びます)でした。
その頃、モトオはウェイクボードにハマっていて、友人はわたしがマリンスポーツをしているということで紹介してくれたようです。バツ1ということは既に伝えてくれていました。
結局元夫とスキューバダイビングをしたのはその後一度きりでしたが、なんとなく波長が合うなと感じ、つきあうことになりました。
優しくて気が利いてわたしにはもったいない人だと思いながらつきあっていました。特にわたしより早くいろいろ気が回る点は、自分がダメな人みたいに感じることもあって、ちょっとコンプレックスでもありました。
よく気がついて何でも出来る彼とぶきっちょでおおざっぱな彼女って感じですかね・・。
半年くらいした頃、突然メールで「もうあなたとつきあうことは出来ません」と言われて振られたんですが、正直意味不明でした。当時はメールが今ほどメジャーではなかったこともあり、こんな話をメール一通で終わらせる人なんだ・・とそれまで持っていたイメージとは少し違和感を覚えました。
わたしもそれきり連絡しなかったのでそのままモトオとはお別れとなりました。
その数か月後わたしは別の人とつきあい始めましたが、誕生日にモトオからお祝いがてら会わないかと連絡が来ました。再び意味不明だと感じて「今は彼がいるので」と断りました。
その時につきあっていた彼とはそれから半年ほどでお別れとなりました。
彼は一人息子でわたしより4つ年下でした。どうやら彼の上司やお父様からわたしが4つ年上でバツ1という面を憂慮されていたようでした。そんな周りの人たちにあれこれ言われて別れを選ぶようなヘタレくんなんて別にいいやと思いましたが、思いの外ショックで別れ話の翌日は泣き過ぎてわたしの顔は目も当てられない状態でした。
バツ1はだいぶ市民権を得たと思っていましたが、気にする人は気にするんだなぁと思いました。この彼とはこのまま結婚しても上手く行かないだろうなぁとは内心感じていたので、別れたのは正解だったと思っています。ご両親にも会ったことはありますが、なんとなく歓迎されていないような気がしたので。
親の言いなりになる必要はないとは思いますが、親の指摘は結構当たっていることもあると感じるのでおろそかには出来ないなぁと思います。きっと彼のご両親から見て、わたしに息子には合わないと感じる何かを感じていたんだろうなぁと思いました。